TENET
クリストファー・ノーラン監督の最新作TENETを観てきました。「インセプション」や「インターステラー」でも衝撃をくらいましたが、今回の「TENET」にも衝撃をくらいました。
TENETのは時間と並行世界等の要素が大きなテーマとなっています。順行する時間と逆行する時間が物語の大きな鍵です。
順行する時間とは、多くの人達が感じている時間の流れで、過去から未来に時間が流れている状態です。
逆行する時間とは、その逆で未来から過去に時間が流れていく状態です。
時間
時間の流れについて、皆さんは普段どのように解釈していますか?あまり意識することはないかもしれませんが、基本は順行ですよね。
私達が、生きているのはよく3次元(高さ、横、奥行き)の世界だと言われていますが、実際はみんな4次元を意識して生きてますよね。
そう、時間を意識していますよね。待ち合わせんするにしても、例えば、どこかのビルの何階のどこかの店前で会おうだけだと、待ち合わせしても会うのは難しいですよね。日時(時間)を決めないと待ち合わせできませんよね。
ということで、基本的に私達は4次元の世界を意識して、普段生活していることになります。
また、過去があって、今があって、未来がある。これは普通に受け入れることができますよね。
ではこれはどうでしょうか?未来が今になって過去になる。これも受け入れることができると思います。
未来から過去へ
?ってなりましたか?未来が今になって過去になる。ということは時間というものの流れは未来から過去に流れていることになりませんか?
自分という存在がそこにあって、そこを時間が流れていっている状態です。基本的に多くの人は時間と共に自分は進んでいると感じているはずです。
でも、未来→今→過去になるのならば、時間はやはり自分と共には進んでいないと考えられますよね。自分が時間の中を進んでいるのか、時間が自分通り過ぎているのか、或いはお互いにすれ違っていて、そのすれ違った瞬間が今という時で、その瞬間の繰り返しの中を生きているのか?
時間が未来から流れてきているのならば、未来には無限の可能性があって、今の行動によって無限の可能性の中から一つを選びとることが、できます。考え方としては望む未来の時間が流れてくる場所に、移動しておけばいいということです。そこで望む未来をキャッチするイメージです。
そこに辿り着くために、必要な事を今やっていくということですね。
あんまり急に考えると、頭がこんがらがってしまうと思いますが、考えてみると無限の可能性が、あって面白いですよね!
そういうことも含めて、TENETやインセプションやインターステラーを観てみると違った考え方が芽生えるかもしれません。
とにかく、「TENET」は劇場で観た方が良いと思います。2時間30分があっという間です‼️
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