今を生きる・マインドフルネス🧘‍♀️

人生・悩み

皆さんマインドフルネスという言葉をご存じでしょうか?

日本でもここ数年、よく耳にようになった言葉だと思います。

ストレスや悩み等を解消するために行う行為で、簡単に言うと今この瞬間にのみ集中し、存在するみたいなイメージです。

多くの流派ややり方があるみたいなので、自分にしっくりくるやり方を探す楽しみがありますね。

ヨガ、瞑想、マインドフルネスとセットで教えているところもあるみたいですね。

ヨガも聞いたことはあってもなかなか、やってみたという人はいないかもしれません。

6月21日の国際ヨガデーに合わせて、インドのモディ首相が、ヨガをすればコロナに対抗できると発言されてましたね。

私自身は過去に一度だけ、友達が勤めていたホットヨガ教室の無料体験に行った事があります。

めちゃくちゃ暑い中、水をガブガブ飲みながら必死についていった気がします。

その後みんなで飲みに行きましたが、めちゃくちゃ酒が効いたのを覚えています。

偶然の出会い

先日、とあるお寺で下記の言葉を目にしましたので、紹介させて頂きます。

目覚めのとき

朝、目覚めのとき私は微笑みます。

新しい一日が私の目の前にあります。

一瞬一瞬を完全に気づきの中で慈しみをもっていきれますように。

窓を開ける

窓を開けて外を見るとき

生命が無限のすばらしさに満ちていることを知ります。

まさにその瞬間一日中気づきを保つと誓うのです。

掃除

大地を掃き清め、汚れをこすり落とし、

きれいにすることはなんと素晴らしいことでしょう。

日に日に私たちの心と体がきれいになっていきます。

歩くこと

大地を歩くことそれは奇跡。

気づきと平和に満たされながら、美しい道を歩く。

一歩一歩に優しい風が吹く。

一歩一歩にきれいな花が咲く。

思わず立ち止まり、素敵な言葉だなと、何度か読んでしまいました。

普段の生活の中で忘れているものばかりでした。

禅僧ティク・ナット・ハン

気になったので、この禅僧ティク・ナット・ハンという方について調べ、読んだ本の中の瞑想についての記述を抜粋しました。

①長く息を吸いながら、長く息を吸っていることを知る。長く息を吐きながら、長く息を吐いていることを知る。

②短くいきを吸いながら、短く息を吸っていることを知る。短く息を吐きながら、短く息を吐いていることを知る。

③息を吸いながら、全身に気づく。息を吐きながら、全身に気づく。このように瞑想する。

④息を吸いながら、全身を静める。息を吐きながら、全身を静める。このように瞑想する。

⑤息を吸いながら、喜びを感じる。息を吐きながら、喜びを感じる。このように瞑想する。

⑥息を吸いながら、幸福を感じる。息を吐きながら、幸福を感じる。このように瞑想する。

⑦息を吸いながら、思いの形成に気づく。息を吐きながら、思いの形成に気づく。このように瞑想する。

⑧息を吸いながら、思いの形成を静める。息を吐きながら、思いの形成を静める。このように瞑想する。

⑨息を吸いながら、心に気づく。息を吐きながら、心に気づく。このように瞑想する。

⑩息を吸いながら、心を幸福で満たす。息を吐きながら、心を幸福で満たす。このように瞑想する。

⑪息を吸いながら、心を集中させる。息を吐きながら、心を集中させる。このように瞑想する。

⑫息を吸いながら、心を開放する。息を吐きながら、心を開放する。このように瞑想する。

⑬息を吸いながら、あらゆる現象(法・ダルマ)の無常の本質を見つめる。息を吐きながら、あらゆる現象の無常の本質を見つめる。このように瞑想する。

⑭息を吸いながら、欲の消滅を見つめる。息を吐きながら、欲の消滅を見つめる。このように瞑想する。

⑮息を吸いながら、終息(涅槃)を見つめる。息を吐きながら、終息を見つめる。このように瞑想する。

⑯息を吸いながら、放棄を見つめる。息を吐きながら、放棄を見つめる。このように瞑想する。

ブッダ呼吸の瞑想 ティク・ナット・ハン/著 野草社

ブッダの〈呼吸〉の瞑想

上記の項目についても、詳しく説明されています、是非一度読んでみて下さい。

到底すべてを理解・意識できているわけではありませんが、上記を意識して、座禅を組み瞑想をすると頭はすっきりしますし、私の場合は手が熱くなります。

このような自分の心と向き合う瞑想や、自然と触れ合うアーシングのようなものを、生活に取り入れてみるのもいいかも知れません。

ティク・ナット・ハンさんは、1926年ベトナム出身。禅僧であり詩人、人権活動家であり、学者です。

ベトナム戦争中に和平を訴える活動を行なった結果ベトナムを追われ、フランスに亡命しておりましたが、39年間の亡命生活を終え、2018年より母国ベトナムに永住帰国をしております。※秘密警察による監視が続いている

亡命中も世界各地で、活動を行ない執筆した著書は100冊を超えており、日本語訳されているものも多いので、この機会に是非ティク・ナット・ハンさんの思想に触れてみて下さい。

日々いろんなことがあると思いますが、心身共に健康でありますように。

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